2012年は天文イベント目白押し!

2012年は天文ファンにとって実にイベント尽くしな年だ。5月21日の金環日食に始まり、金星日面経過、金星食と目白押し。

これを逃せば金環日食は30年後、近世日面通過に至っては約100年後と、途方もない年月を待たねばならない。

以前よりこういった天文関係のイベントは興味はあっても、仕事が重なって思うように観測に行けなかったというジレンマがあったが、今年の春からフリーで仕事をすることになったので多少、時間の融通は効くようになった。

そしてつい最近、2012年天文イヤーの幕開けにふさわしい発見がされた。太陽、地球、火星とほぼ一直線に位置する小惑星の発見がそれだ。

この小惑星は「Tohoku」と命名された。発見者兼命名者でもあるアマチュア天文家の佐藤さんは、昨年の東日本大震災を受け、被災地の復興への願いをこめて名づけたとのことらしい。

これを聞いて、私はとても素敵なことだと思った。しかも、偶然にも3月11日―震災があった日に太陽や火星などとほぼ一直線に並び、最もきれいに輝くそうなのだ。

偶然なのか、必然なのか。その巡りあわせは何だか不思議でならない。もうすぐ震災から1年が経とうとしている中、復興のシンボルとなり得るかもしれない大いなる自然の現象。

津波もそう、自然は決して人間の思い通りにはいかなかったことを思い知らされた。多くの命が失われ、未だ遺体すら見つからない人も多いと言う。

阪神大震災の折もそうだったが、街が復興しても被災者の傷が癒えるには時間がかかる。今回の東日本大震災は、それ以上の被害を被った。きっと、自分が死んだこともわからずさ迷っている魂も多いのだろう。

各地で鎮魂の催しも開催されるだろう。亡くなった命、生まれる命。人間は不思議だ。自然は不思議だ。

偶然、必然。いずれにしても、3月11日は特別な日になりそうだ。

This entry was posted in 日記. Bookmark the permalink.

Comments are closed.